勉強会!からの当別町
こんにちは。
市川 華衣です。
数日前、とうとう暖房のスイッチに触れてしまいました。
なんだろう、最初だけ感じるこの罪悪感。
神奈川県で育った私は(家には暖房装備無し)、「寒ければ着込む、そして耐える」 ものだと思っていたので未だにその名残が少々。
少し間が空いてしまったのですが、今月の初めにBBカードの勉強会がありました。
BBカードは英語のレッスンで使用している教材です。 ^^)
BBカードを使っている方、これから使ってみたい方、英語の先生も、そうでない方も
参加出来る勉強会です。年に数回札幌で開催されています。10年以上使用しているベテランの方から、まだ使った事のない方も一緒の空間でシェアし合います。
初めての方もポツンと置いて行かれる事はありません。
BBカードの力と勉強会リーダーの裁量と集まっている方々の遊び心?が合わさって
楽しい勉強会となっています。
毎回なにかしら新しいゲームの紹介があります。もちろん、センテンスの主語認識の為など、ゲームの狙いはあります。「これが主語で、動詞で~」というような説明は一切せずに導く事が出来るのもBBカードの魅力だと感じています。
毎回、私は沢山の事を収穫して帰るばかりなのですが、
今回は一つ皆さんにシェアさせてもらった事がありました。聞いてもらったという方が正当かも(笑)
だいぶ遡って今年5月のお話です。
【オープンカレッジ in 北海道医療大学】
にて英語の講義を担当させて頂きました。
オープンカレッジとは・・・
知的障がいのある方の「もっと勉強したい!」「もっと新しいことしたい!」という気持ちを叶えられる場所として、当別町の北海道医療大学学生さん主体で開催されています。年に数回の開催で、私が講義させて頂いた時ですでに第46回でした。
現在、知的障がいがある方の特別支援学校卒業後の進学率・就職率は低く、教育を受けたいと願っても、教育を受ける場所や機会はたいへん少ない状況にあり、「進路」の道は閉ざされています。(オープンカレッジ冊子より引用)
講義には8名の生徒さんがそれぞれサポーター(学生さん達)の付き添いのもと
参加してくれました。
知的障がいのある方との英語活動は初めての経験でしたが、BBカードなら大丈夫!という自信だけを持って壇上に立たせて頂きました。
最初は身体をほぐすべく、heads shoulders~の歌から。
ここで1名スピードについてこれなくなり泣いてしまい・・(汗)
ごめんね・・と思いながらなんとか笑顔に戻ってくれたので、
BBカードゲーム開始!
一回やったら、もうその後はバシバシとカード当てていく。素晴らしい記憶力です。
1時間近い時間、皆さん良く集中して遊んでくれました。
最後は私も大好きな絵本「Pete the Cat I Love My White Shoes」
の読み聞かせタイム。途中歌を歌う場面がいくつかあるのですが、なんと皆さんお願いしなくとも続けて歌ってくれるではありませんか!おかげで、私がとても楽しく読ませrてもらい講義終了となりました。
講義を受けて下さった方々への感謝と共に感じた事。
今回開催側の学生さん達や、大学OBで現在当別町の社会福祉法人に勤務されている方とお話させて頂いた中で、若い方達が地域・福祉の事をしっかりと考え、真面目に取り組まれている姿が素晴らしいと感じました。
ふと自分の大学生時代を思い出し恥ずかしい気持ちになりました。物事の企画し、調整し実行する。学生の時の自分は考えもしなかった事です。
とはいえ、過去は変えられないので、私も今出来る事をしっかりと取り組もうと改めて感じさせられました。
最後にもう一つ。
今回オープンカレッジでの講義のきっかけを下さったお店。
共生型地域オープンサロン 「ガーデン」
・ドーナツ 1個 100円~
・ホットコーヒー 250円~
石狩当別駅南口から直進、徒歩4.5分
コンセプトは
・障がいのある方の就労活動の拠点
・地域住民が集うサロン
運営母体の社団福祉法人「ゆうゆう」の代表は、北海道医療大学のOBだそうです。
他には懐かしの駄菓子も販売していて、子供達にも嬉しい。
畳のお部屋もあり、子供達がお勉強している姿も見かけます。
まさに子供も大人も、障がいのある方もない方も集う場所。
この町にこんな場所があるなんて、少し誇らしい気持ちになるのです。
当別町のこと。
これからも紹介していきます!
それではまた。